2010年04月28日

平成22年度東北支部総会・講演会 (2010年 4月 28日)

 平成22年4月28日(水)、日本非破壊検査協会東北支部は仙台市福祉プラザ(仙台市青葉区)にて平成22年度総会・講演会を開催した。当日は桜の開花の報道にも関わらず、強風大雨の悪天候のなか、約40数名の参加者を得て開催された。


 木村武美支部長の挨拶で始まった総会は、平成21年度事業報告及び決算報告に続き、 平成22年度事業計画(案)及び予算(案)について審議され、満場一致で可決された。

 総会において、東北支部島田賞が浅利孝一氏(元秋田県工業技術センター)に授与された。浅利氏の受賞理由は「秋田県内外において長年にわたり非破壊検査に関わる研究開発(特に超音波)に尽力され、また超音波検査技術者の教育・育成に携わられ、東北支部のみならず、非破壊検査業界全体の発展に多大な貢献をした業績によるもの」である。

 東北支部特別功労賞の第1回目として高橋忠雄氏(東北大学)に授与された。高橋氏は東北非破壊検査研究会発足当初より事務局として会員の広報及び事務連絡、講習会、研究発表会等の準備、取りまとめ、東北非破壊検査研究会の東北支部発足等に長年にわたり貢献した実績によるものである。

 また、東北支部奨励賞が佐々木忍氏(東日本検査株式会社)に授与された。佐々木氏は高校在学時より非破壊検査に関わり、特に超音波検査講習会の技術指導支援等により、今後、非破壊検査技術の普及と振興に貢献することが期待されての受賞であった。

 総会に引き続き行われた講演会では3件の発表があった。1件目は島田賞受賞記念講演として、浅利氏に「超音波による材料評価−水浸法によるヤング率の測定」と題した講演をいただいた。研究目的として、「高硬度の耐衝撃性に優れた材料、セラミックスの超薄型大径円板、熱電材料等に関する研究の中で、諸条件で焼結された材料には、硬さ、密度、ヤング率等の機械的性質や組織の均一性等に関する評価が要求された。」ことから、機材の準備、研究開始、及び特許取得までの苦労話など講演いただいた。


 2件目は笠原基弘氏(溶接検査株式会社)に「建築溶接構造物における超音波探傷検査の適用と変遷」と題した講演をいただいた。笠原氏は日本建築学会「鋼構造建築溶接部の超音波探傷検査規準・同解説」制定において初期の段階から関わり学会規準2008年版に至るまでの経緯等について、または最新の溶接ビード上から探傷可能なソフトプローブによる超音波探傷検査の紹介等、講演をいただいた。


 3件目は小倉幸夫氏(ジャパンプローブ株式会社・代表取締役)に「非破壊検査の現状と将来展望」と題した講演をいただいた。小倉氏は1.非破壊検査の必要性2.非破壊検査の現状」・動向・将来展望3.最近の超音波検査技術について、非接触空中超音波検査技術を中心に、国内及び海外の事故例等を紹介しながら熱く語られた。最後に非破壊検査協会の広報との関わりからテレビコマーシャル放映、及び、ゆるきゃらノンディちゃんとの出会い等の紹介で会場を沸かせた。

 日本非破壊検査協会東北支部は本年度も講習会や講演会等、様々な活動を計画しております。会員各位の皆様方のご指導、ご協力と積極的な参加を心待ちしております。本年度もどうぞ宜しくお願い申しあげます。

(文責:佐々木 博−東日本検査株式会社)

posted by JSNDI東北支部 at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 支部会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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