2010年08月22日

第2回「ノンディの世界」 開催報告 (2010年 8月 22日)

 「非破壊検査をもっと身近なものに!」という掛け声のもと、東北支部では、青少年向けの非破壊検査体験型イベント 「ノンディの世界」を開催しました。このイベントは、青少年から一般の方まで、自分の手で非破壊検査機器に触れ、操作してみることで非破壊検査を体験し、理解してもらうことを目的としたイベントです。


 開催したのは、子供たちがまだ夏休みの8月22日(日曜日)。場所は仙台市科学館です。
 この日は、仙台地域の子供たちにとって夏休み最後の日曜日であり、仙台市科学館は夏休みの思い出作りの家族連れや自由研究のネタ探し?の小学生たちでいっぱいでした。東北支部では、仙台市科学館の玄関ホールを借りて、このイベント「ノンディの世界」を実施しました。

 イベントでは、超音波探傷をはじめ、磁粉探傷、X線探傷、工業用内視鏡、熱画像装置、赤外線カメラなど様々な非破壊検査機器と、東北大学や仙台高等専門学校で行われている研究成果を展示して説明と実演をするブースを設けた他、これらの検査機器を自分たちで操作して非破壊検査の体験ができる体験コーナーを準備して、子供たちが楽しみながら体験し理解してもらえる企画にしました。

 一例を挙げると、工業用内視鏡の体験コーナーでは、地震で倒壊した建築物のミニチュアモデルを作り、瓦礫の隙間に内視鏡を挿入して生存者(小さな人形を隠して配置)を捜す体験コーナーや、古墳の石室を模擬したミニチュアモデルの小さな穴から、内視鏡を挿入して内部を観察するコーナーを準備。


あ、瓦礫の下に生存者発見しました

 各説明ブースでも、子供たちに楽しく理解してもらえるような説明の工夫をしました。音波の漏れを使って構造物の隙間を検査する装置のブースでは、ミニチュアの自動車を使ってドアの隙間検査を実演したり、X線探傷のブースでは、容器の中に隠した物が何かを当てるクイズを行い、子供たちは容器を振って音や感触で答えを想像し、担当者は正解をこの容器のX線写真を示して教えてあげたり。どのブースでも説明を聞いている子供たちの楽しそうな姿が見受けられました。

 一連のブース見学が終わった子供たちは、最後に非破壊検査のゲームにトライできます。“非破壊検査トライアスロン”と命名したこのゲームでは、ハンマー打診法で割れの入った石を当てて参加権を獲得し、それぞれ制限時間内に @まずX線フィルムで鋼材内部の欠陥の数を当てる、 A超音波探傷で鋼材内部の欠陥を見つける、 B工業用内視鏡で複雑な配管の出口を探しゴールの絵を当てる、という3種類のゲームを行います。3つ全てをクリアすると景品がもらえるというお楽しみもあります。このコーナーでは、子供たちだけでなく大人たちも歓声を上げながら取り組んでいる姿が見受けられました。

ハンマー打診法で参加権を獲得します @NHK他で放送されました AのUT検査です B工業用内視鏡でゴールです 手からX線?!ノンディちゃんを見つけます こんなに近くで見ても分からない・・・


 イベントの中では、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の松嶋氏による特別講演や、非破壊に関連付けたマジックショーを行うなど、中高生や大人も楽しめる内容も行いました。

 このイベントの実施で、沢山の子供たちとその家族の皆様に非破壊検査を理解して頂き、より身近なものとして感じて頂けるようになったものと期待します。

 最後に、本イベントにご協力頂いた下記の皆様、そして会場を提供して頂いた仙台市科学館様に感謝の意を表したいと思います。

・鰍hFG ・エクスロン・インターナショナル梶@  ・潟Gヌウェブ  ・泣Gヌエーティー  ・オリンパス梶@ ・金属検査梶@ ・鰍jJE  ・ジャパンプローブ梶@ ・仙台高等専門学校  ・叶蜩s計器  ・東北大学  ・東北歴史博物館  ・富士フィルム梶@ ・ポニー工業梶@ ・宮城県産業技術総合センター   ・溶接検査 (順不同・敬称略)

(文責:宮城県産業技術総合センター 中居 倫夫)

posted by JSNDI東北支部 at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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