とは言え、手軽な超音波(開催準備の観点からみれば、ですけど)とは必要な設備からしてだいぶ違うので、開催可能な会場が見つからず、これまで東北地方の受験者の方々は、東京や名古屋まで勉強に行っていただいていました。
そんな中、いつものセンターの別室をお借りして、今回、東北支部で初めてのPTL2実技講習会を開催する事が出来ました。
いつも超音波の講習会をしている会場からは遠く離れた別棟の、平時は3Dプリンターで試作品を作成したり、塗装したりしている造形室というお部屋が会場となります。
北海道からお越しいただいた谷村先生も、前日に会場入りして準備から参加です。超音波の講師もお借りして、あーでもないこーでもないと悩みながら、汗だくになりつつ4時間かけて設営完了しました。あぁ、設営前の写真を撮り忘れた事、返す返すも残念です・・・!
そして初の受講生は、今回10名。仙台近郊をはじめ、福島や遠くは青森からも参加して下さいました。
ほとんどの方が今月二次試験を控えていることもあり、皆さん真剣です。・・・当たり前ですが。
以下、受講生の方のコメントを、いくつか抜粋して載せてみます。
「仕事では使わないので、実際に探傷してみる事が出来てよかった。本番への自信がついた。」
「少人数なので、気軽に質問できる雰囲気がいい。」
「試験直前の講習会で、とても助かる。このまま当日まで忘れずにいられれば、受かる気がする!」
だいぶ自信がついた様子ですね。「これだけできていれば大丈夫!」と講師のお墨付きも出ていました。
やはり試験と同じ条件でやった事がある、というのは、技術面でも精神面でもとても有益なものかと思います。
次の秋期試験に向けても、9月5-6日に学科(一次試験対策)講習、そして11月28-29日に実技(二次試験対策)講習を開催しますので、どうぞ皆様奮ってご参加くださいね。
あ、でも定員数にかなり限りがあるので、お申し込みはお早めに! 開催案内は準備ができ次第、東北支部HP(jsndi-tohoku.jp)に掲載いたしますので、時々見に来ていただけると嬉しいです。
最後に、会場をお借りしたセンターはもちろん、必要備品等をお貸し下さった中部支部さんや栄進化学さんにもこの場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
(文責:東北支部 星)